アプリを自動で実行する方法
前回の記事ではポイントサイト用の自動クリック支援ツールを紹介しました。関連記事
ポイントサイトクリッカーの使い方
それでは今回はそのアプリを自動で実行させる方法です。
これも一度登録してしまえば何もしなくても自動で動作してくれます。
UWSCを導入する
アプリの自動実行には「UWSC」というソフトを使用します。「UWSC」とは1999年に発表されたWindowsを自動操作させるためのソフトウェアで、
現在でも数多くの人が利用し、情報やHowToページもたくさん存在します。
Pro版(有料)とFree版(無料)が存在しますが、今回はFree版(無料)を利用します。
◆できること
・ マウスとキーボード入力を記録して再生する事ができます。(スクリプト形式ですので自由に編集する事ができます)
・ 強力なスクリプト言語によりアプリの操作ができます。
(COMオブジェクト、DLLの利用も可能です)
・ スケジュール機能により指定時間や指定ウィンドウが現れた時などの指定ができます。
◆動作環境
Windows XP / Vista / 7 / 8.x / 10「UWSC」のダウンロードはこちらから(公式サイト)
1.ダウンロードをクリック
2.Free版をダウンロード
3.ダウンロードしてきたファイルを適当な場所に解凍します。
(どこにおいても動作しますが、ProgramFileなどにUWSCのフォルダを作り入れてしまうのがいいです)UWSCは様々な用途に利用できますが…
UWSCは様々な用途に利用できますが、そういった使い方は今回は割愛しアプリの自動実行の方法のみ紹介いたします。
もし、色んな使い方を試してみたいという方はこういったサイトで勉強してみてください。
◆参考になる外部サイトへのリンク
※この動画を見るとどういったツールなのかのイメージはつかめます自動化 UWSCの使い方(Youtube)
UWSC 超入門編 面倒な同じ作業を自動化!-NAVERまとめ-
UWSC サンプル&画像認識テクニック
UWSC コバヤシ式
UWSCでアプリを自動実行させる
上で紹介した動画では、実際に操作した情報を「記録」させた方法をとっていましたが、最終的にはその操作情報はプログラムの羅列として吐き出されます。
その「記録」したファイルを「再生」する事でWindowsの操作を自動的に行っています。
ただ、アプリを自動実行させるだけであれば以下のプログラムを再生させるだけで
問題なく動作しますので今回は「記録」は行いません。
以下の手順通り行う事で簡単にプログラムを組む事ができます 。
1.メモ帳を開きます
2.以下の文字列をコピー&ペーストして貼り付けます
// ポイントサイトクリッカーを起動EXEC("C:¥Program Files (x86)¥PointSiteClicker¥PointSiteClicker.exe")sleep(1) // 待機(1秒)// ポイントサイトクリッカーのウィンドウをアクティブにさせるid = GETID("ポイントサイトクリッカー") // ポイントサイトクリッカーのIDを取得IFB STATUS(id, ST_ICON) // ウィンドウがアイコン状態(最小化)かチェックCTRLWIN(id, NORMAL) // 表示を通常にするENDIFIFB !STATUS(id, ST_ACTIVE) // ウィンドウがアクティブかチェックCTRLWIN(id, ACTIVATE) // アクティブにするENDIFsleep(0.5) // 待機(0.5秒)// ポイントサイトクリッカーの「実行」SCKEY(id, VK_ALT, VK_E) // Alt+Eキー(実行)// ポイントサイトクリッカー実行中sleep(7300) // 待機(アプリ終了までの秒数)// ポイントサイトクリッカーの終了SCKEY(id, VK_ALT, VK_X) // Alt+Xキー(終了)
(補足)
ポイントサイトクリッカーのアプリケーションへのアドレスはお使いの環境に合わせ書き換えてください。ポイントサイトクリッカーのアプリケーションの場所を記入します。
この部分のアドレスです↓
// ポイントサイトクリッカーを起動EXEC("C:¥Program Files (x86)¥PointSiteClicker¥PointSiteClicker.exe")
(補足2)
このプログラムは
・ポイントサイトクリッカー起動
・ポイントサイトクリッカーのウィンドウを選択
・「実行」コマンド
・ポイントサイト巡回中の待機
・ポイントサイトクリッカーの終了
を行っています。
実行するサイトを24サイト×5分で計算して7200秒+余分100秒、待機させています。
巡回する時間に合わせて次の部分の数字を書き換えてください。
単位は(秒)です。
// ポイントサイトクリッカー実行中sleep(7300) // 待機(アプリ終了までの秒数)
ポイントサイトクリッカーはポイントサイト巡回中に他の作業しても問題ありませんので、
そもそもポイントサイトクリッカーの終了が必要ない方は最下部の次の部分まるまる削除して下さい。
// ポイントサイトクリッカー実行中sleep(7300) // 待機(アプリ終了までの秒数)// ポイントサイトクリッカーの終了SCKEY(id, VK_ALT, VK_X) // Alt+Xキー(終了)
3.ファイル名をつけ拡張子は「.UWS」として保存します
ファイル名はなんでも構いませんが、英語名をつけた方が無難です。
ここでは「auto_point_site」としました。
拡張子は必ず「.UWS」で保存してください。
保存先もどこでも構いません。
ここでは分かりやすく「UWSC」内に保存しました。
4.「UWSC」を起動し「設定」を選択します
UWSCを起動すると小さいウィンドウが表示されます。一番右のボタンをクリックするとさらにポップアップが
開きますのでそこから「設定」を選択
5.設定画面が開きますので、「スケジュールを設定する」を選択
6.実行するスクリプト(プログラム)を選択します
スクリプトの「...」のボタンをクリック
するとファイルの選択する画面が出てきますので
先ほど作成した「UWSファイル」を選択します。
7.次にタイマーをセットします
「設定なし」のボタンをクリック
8.毎日起動したい時間を入力します
「時間指定」のチェックを入れると
プログラムを実行させる時間が指定できます。
今回はポイントサイトを朝巡回させたいので
「毎日」「朝8時」としました。
これで「OK」を押すと「毎日朝8時に指定したプログラムが実行する」という
設定ができました。
9.せっかくなので夜の分もセットします
ポイントサイトには朝と夜で二回クリックポイントをゲットできるサイトもありますので
夜23時にも同じスクリプトをセットします。
また、PCがスリープ状態の場合にも起動するように
「実行時に休止状態から復帰する」にチェックを入れます。
「OK」を押すとこれで設定完了です。
PCを定期的に再起動させる方法
この一連の自動実行は全てPCが起動している(もしくは休止状態)でなければ稼働しません。もしずっとつけっぱなしにしている方は定期的にPCを「再起動」させましょう。
ちなみに細かくシャットダウンさせるよりスリープを使う方が電気代が安くなる場合が
ありますのでお使いの環境によって選択しましょう。
PCを自動的に再起動させる方法(外部サイト)
Windows7搭載PCを自動的に再起動するPCを自動起動&シャットダウンするのはBIOSの設定が必要
それを行いたい方はコチラ(外部サイト)BootTimer - 窓の杜ライブラリ
(iEPG録画予約と連係してパソコンを自動起動・シャットダウンを行うソフトウェアです)
【GRCに便利】Windows8.1のPC電源を自動起動&シャットダウン
以上、アプリを自動で起動→実行させる方法でした
次回はまたちょっと別の自動化ツールを紹介したいと思います。※もちろんここで紹介している自動化方法は自己責任でお願いします。
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